東京出張から帰ってきたその翌日の朝8時半頃、
左下腹部をギュー~~っと押し付けるような、
これまでの人生で経験したことのない独特な違和感あり(。_゚)?
ふと昔観た映画、リドリー・スコット監督の「エイリアン」が頭をよぎる。。
確か宇宙船員ケインの腹内部には未確認宇宙生命体エイリアンの赤子が寄生していたのだ。。
そして快気祝いのディナー席上、エイリアンは突如としてケインの腹を突き破るのだった。。。。。
私は、ジワジワと流れ出る冷や汗と波のように来る独特な痛みに耐えられず、 嫌だったが初めて救急車というものを呼びやっと歩いてそれに乗車した。
初救急車内を楽しむ余裕もなく、
私よりも遥かに若いと思わしき救急船員二人によって指先やら腹やらいろいろされるがまま。
いよいよ俺もあのケインと同じ運命を辿るのかと再び頭をよぎる。。(;゚Д゚)
老健に入所中の年老いたお母さん、先立つ不孝をお許しください。
今年先に逝ったお父さん、僕もすぐ行きます。
ピアノ調律・修理予約をされてるお客様、
本当にごめんなさい私はもうそれができません。
そう頭の中で覚悟を決めたその時!
救急船員Aが救急船員Bへ涼しい顔&小さな声でサラッと言った、
「結石かもね。。」と。
地球救急ステーションに着き、
31年振りに点滴の針を刺され血を抜かれCTを撮り、
はたして「左尿管結石」と診断されたのだった (;;゚Д゚)
「尿管結石」。。私は知っていた。
それが人間が味わうことのできる三大激痛に堂々ランクインしている痛みであるということを (;゚;ж;゚;)💦💦💦
「大の大人が七転八倒する痛さ」
「痛みで暴れ廻り暴言を吐く」
「男性が経験できる唯一の陣痛を超える痛み」
などなど結石の痛み伝説はかなり過激だ。
見せられたCT写真に写ってるはずのその石は、
しかし愛用の100均R眼鏡を3つ重ねなければ見えないほど小さかった。こやつがこれほどの痛みや違和感を引き起こすとは、大した小石だ。
確かにすごく痛かった。
尿管なのに背中の方まで圧迫されるような、
えぐられてるような痛みには正直ビビった。だが結果から言うと、
私が経験した痛みはおそらく結石に伴う最大級クラスの痛みの中でも、おそらく60~70%くらいだったのではないかと思う。
私の結石がすごく小さかったことや石の移動経路が良かったためだと推測する。
また結石という恐怖の痛み前情報や未知領域の痛みや違和感故の恐怖感に体が過剰に反応していたような気がする。
確かに自分の痛みは救急車を呼ぶほどではあったが上記痛み伝説には達してなかったように思う。
結石治療の恐ろしいところは、対症療法で基本石が尿管から膀胱に落ちるのをジッと待つしかない点だ。
その間ずっと痛みの波は続き、点滴や口からの水分でなるべく尿を出す努力をする。
痛みが激しくなるとまず → 痛み止めの点滴をする。
それでもダメなら → 座薬を入れる。
それでもダメな場合は → 痛み止めの筋肉注射を打つ。
私は筋肉注射までいった。
そして石が移動を続け膀胱にポトンと落ちると、
嘘のように痛みが無くなり直ぐ普通の生活に戻れる点が人体の神秘である。
そもそも結石のはっきりした原因はわからないとのことだったが、
食生活が主な原因ではないかと考えられているようだ。
自分の食生活をお医者様に話すとなぜ結石になったのかわからない、とのこと。。
昔は中年の定番病だったが、最近は若い人もなるらしい、とか。
自分でも調べてみたが、これといった正確なことはよくわからなかった。
結石のもとになるシュウ酸が多く含まれているコーヒーを飲み過ぎるのはよくないとか、
ホウレンソウはよく洗えとか、欧米式の食事は避けろとか、
カルシウムの摂り過ぎはよくない、いやもっと摂れと埒が明かない..
縦横無尽に暴飲暴食してる人でもこれはきっとならない人はならないような気がする。彦摩呂とか (◔)Д(◔)
まあつまりこれは運だと勝手に結論づけた。
結石を作りやすい体質とか、そうでない人とか、いるんだと思います。
でもなんか、一回やると気をつけなきゃな、とは思いました。
いつまでも若くないしな、とか。。
超長文失礼しました m(__)m
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