普段何気なく触れているピアノの鍵盤ですが、、 鍵盤を組み立てる際、弾く前の鍵盤の高さと
弾いた時に鍵盤が下へ動く距離(深さ)には
と~ってもデリケートな調整が施されております。
この鍵盤の高さと深さを、写真にあるようなフェルトや
その下に見える薄いペーパー(紙)で調整します。
紙の厚さは一般的に0.04㎜~0.6㎜の幅であり
枚数を重ねたり減らしたりしながらその距離をビミョ~~~に調整します 汗💦
一般的に鍵盤の数は88個あり、
1鍵盤に対して手前(深さ)と奥(高さ)の2箇所に調整箇所があるので
88×2=176箇所の調整が必要です 汗汗💦💦
薄~い紙一枚の差でタッチや音響にまで大きな差が現れるという
正に “紙一重“の鍵盤調整の世界なのであります。
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