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Gの上で、父へさけぶ


今回も長文バッハ話が続きます! ご注意ください!逃げてくださいっ!,,,,,,,,,,,,(((( *≧∇)ノノノ

ずーーーーーっと前から練習してたバッハの曲、 先月やっとやっとやーっと最後までいけました💦 5分くらいの曲を、たぶん1年以上前から弾き始めて、、 仕事やらなんやら忙しさにかまけて。。

「G線上のアリア」という曲です。 おそらくバッハの中でも3トップくらい有名な曲?



この曲、実はバッハが管弦楽の組曲として作った曲を200年くらい後にアウグスト・ウィルヘルミというバイオリニストがバイオリン曲に編曲したもので、バッハが作曲したのは「管弦楽組曲 第3番 BWV1068」の「第2曲 アリア」です。

「G 線上~」 の ”G” はバイオリンの4本ある弦の中で一番太くて低い音がでる「ソ」を指してます。このソの音だけで弾けるように編曲したアリア(小歌)曲、ということのようですが、これには諸説あるようで、この曲を編曲したアウグスト・ウィルヘルミだけで弾いてみせたことが、後に「G線だけで演奏するこ

とを目的に作曲された」という認識が拡がっていったようなのです。

いずれにしてもなんてお洒落なタイトルをつけるんでしょう。。

私事、今年1月に父親が81歳で亡くなりました。 昨夏25年振りにやっと会うことができた矢先のことでした。 その葬儀の間中ずっと流れていたのがこの曲でした。 「父がとても好きな曲でいつも聴いていたの」 と昨夏やはり初めて対面した異母兄妹が教えてくれました。 そんな父の事など全く知らず、DNAの不思議を感じたのでした。 この事がきっかけで、何としてもこの止まっていた曲を最後まで弾かねばと。

余談ですが、バッハというドイツ語名を日本語に訳すと「OGAWA(小川)」なんだそうです。僕の苗字は小川なので、そんなユニークな偶然も気持ちを盛り上げてくれました。時間は経ってしまいましたが、とりあえず彼に対する鎮魂曲となったかもしれません。。

ところで! 危険です!!今週はまだ続きます(;゚Д゚)マジ!

もともと私がこの曲を弾きたいと思ったのは、 今回ご紹介させていただいたこちらの動画を観た時からです。 グルダというオーストリアのピアニスト(故人)が弾いてます。


この動画、3人のピアニストで即興でセッションする、 的趣旨のコンサートらしいのですが、 この3人のリアクションが実にオモロイのですw グルダは彼らからしたら大先輩の巨匠です。 若い二人が何かを弾きそうになるところを素早く制し、 「おい待て、おれオレ、俺が弾く!」と言わんばかりに弾き出します。

演奏中、巨匠は「どや若造、これいいやろ」(想像) と彼らを余裕の眼差しで見つめいぶし銀の演奏を続けます。。

若い青シャツはその演奏の素晴らしさに納得せざるを得ない、 といった表情に最後はなっていきます(2:38あたり)。。

若いメガネはとうとう恍惚の表情になっていきます(2:52あたり)。。

そして曲が終わると会場から万雷の拍手!👏!👏!👏! 若者二人は、、 「おいヤヴァイよ!この後俺ら何弾けばいいんだよ(;゚Д゚)」 と必死に相談(3:10あたり)。

巨匠はそんな若者二人へやおら歩みより 「やい!よかっただろ~?ん~?なぁ、こうやって弾くんだぞ^^ さて、」

     / ̄ ̄\     /  〇・ >    /   ε │  「君たちは次何を弾くのかな?」  /    〇・ >  (つ_と\__/   ∪ ∪    

と言い放っていると思われるようなアクションを見せるのですww

ただそれだけの話です。。

ご興味持っていただいた方は是非観てみてください。 




#フリードリヒグルダ #G線上のアリア #クラシック音楽